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殺人魚フライングキラー
きゅらきゅら
| 製作年 | 1981 |
| 製作総指揮 | ロジャー・コーマン |
| 監督 | ジェームズ・キャメロン |
| 出演 | ランス・ヘンリクセン他 |
<あらすじ>
前作「ピラニア」での凶暴化したピラニアは絶滅したかに見えた。
しかし、スキューバダイビングをしている人たちが何者かに連続して襲われた。そう、奴らは
海に潜んでいたのだ!しかも今回は飛んじゃうよ!
<感想ポイント>
「タイタニック」や「ターミネーター」のキング・オブ・ディレクター、ジェームズ・キャメロンの
いろんな意味で有名なデビュー作。たまに「タイタニックよりおもしろい」などとおっしゃる
方がいますが、何かの間違いだと思います。
「ピラニア」の続編ですが、「ピラニア」自体がジョーズのパクリなので”パクリのパクリ”
という、大変志の低い作品となっております。作品の出来も悲しい物で、手作りの羽付の
サカナ君が人を襲うのですが、あまりその場面もなく、しかもサカナ君はほとんど全身を見せません。
前作ではその「引っ張り演出」がいい方に作用していましたが、今回はイライラします。
フレームの外でスタッフのみなさんが、手でプルプル動かしているのが目に浮かぶようです。
一応の見せ場は、性懲りもなく祭りの会場に一斉に(3〜4匹)襲いかかる場面・・・にしたかったようですが、
あっさり終了。ラストの水中おいかけっこもあっさり終了。消化不良です。
救いとしては女性の裸(かなり大味な女性です)と若き日のランス・ヘンリクセンぐらいでしょうか。
冒頭の沈没船の場面や、水関係の場面が多いため、「タイタニックの原点だ!!」と思い込む
ことのできる、前向きな方にお勧めです。
<映画ひとくちメモ>
作品の内容より、この作品をめぐるエピソードのほうがおもしろい。
劇中の魚君たちは監督とランス・ヘンリクセンが夜なべして作った、プロデューサーに勝手に編集されたため、
怒りのあまり高熱で倒れ、そのときに見た悪夢をもとに「ターミネーター」を作ったとか素敵なエピソードが
満載です。ちなみにこの作品のことをジェームズキャメロンに聞くと、怒り出し、おもむろに退席する
らしいのでインタビューする人は試してみてください。