シャンハイ・ナイト



おかしな三人組ロンドンに現る



製作年2003
監督デヴィッド・ドブキン
出演ジャッキー・チェン、ドニー・イェン、オーウェン・ウィルソン、ファン・ウォン




<あらすじ>


アメリカで保安官になったチョン(ジャッキー)の父親は、中国皇帝玉爾の番人であった。しかし その父親は謎の英国人に玉爾を奪われ、殺されてしまう。妹のリンからその報告を受けたチョンは 再びぐうたらのロイ(オーウェン)とコンビを組み、ロンドンへ向かう。しかしそこには玉爾を 狙うラズボーン卿と、同じく中国皇帝の座を狙うウー・チャウ(ドニー)の恐ろしい陰謀が 待っていた・・・・。


<感想ポイント>


待ってましたのジャッキーチェン日本公開最新作。”シャンハイ・ヌーン”の続編となっているが、 イマイチの前作と違い、”ジャッキー映画inロンドン”の痛快な作品になっています。

前作より増量されたアクションは、小道具を使ったものが多くなり、おいかけっこをするロンドン市場 での戦いは、80年代のジャッキー映画を思わせます。傘や本、そして回転扉をも武器にして戦う様は イギリス人もびっくりでしょう。今回はジャッキーも制作に加わったらしく、思うようにできた成果ですね。 やっぱり他人にはジャッキーを演出するなんて無理なんだよ!

そして、我々カンフーファン注目のドニーイェン先生との決闘です・・・短けえ〜!ここの場面だけは ドニー先生の映画のようにもなっており、高速アクションや、ワイヤーアクションも少しあり見応え充分。 時間は短いが密度は濃く、管理人は思わず鳥肌が立ち、涙しそうになりました。それほど良い出来です。 ドニー先生はいつも通り型がバシッと決まっていて、カッコイイ戦いを見せますが、死に様はかなり 間抜けです。あれはないだろ!まだまだドニー先生のハリウッドでの地位は高くないようです。 とにかくこの場面だけでも元は取れるでしょう。

ラストはビッグベンでイギリス人との剣のバトルになります。イギリス人は多分スタントでしょうが、 なかなか鋭い二刀流を見せ、ジャッキーも苦戦します。ただ、個人的にはラストバトルを”VSドニー先生” にして、もうちょっと戦闘時間を長くして欲しかったですね。

エンディングにはもちろんNG集有り。そこでもう一度ドニー先生の戦いぶりが見られるので、ちょっとうれしい。 「本当に戦ってるんだ!」と感激します。それを見ると、ドニー先生がジャッキーに緊張して遠慮しているような感じがあり、 ジャッキーの偉大さを再確認

オーウェン・ウィルソンはあちら(アメリカ)では”天才”と呼ばれているそうですが、本作では ”陰陽師”における伊藤英明くんと同じで、うまいんだか、下手なんだかイマイチ中途半端で、 「邪魔かな・・」と思ってしまいます。しかし、吹き替えが石丸さん(ジャッキー)と同様、大変上手く、 イマイチな彼(オーウェン)をきわだたせます。吹き替えを上映してくれた、TOHOシネタウンさん、 ありがとう!
ヒロインはシンガポール生まれの人で、香港のアカデミー賞にノミネートされたこともあるそうです。 島谷ひとみさんとか・・・ちょっと違うか・・まあ、そのへんの系統(?)のような感じで結構可愛い人でした。 今後に注目ですね。

一応ストーリーの方には「あいつが実はチャップリン、切り裂きジャック、コナン・ドイル・・・」みたい のがありますが別にいりません

かなり長くなりましたが、とにかく今回は”ジャッキー映画”を満喫できますよ。



<映画ひとくちメモ>


監督はミュージックビデオ出身の人ですが、本作の監督は事実上ジャッキーでしょう。ただ、 脚本の人は”スパーダーマン2”を書くそうです。大丈夫か?


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