死霊のえじき



誰かバブ君の画像をください・・。



製作年1985
監督ジョージ・A・ロメロ
特殊メイクトム・サビィーニ
出演ロリ・カーディル、テリー・アレクサンダー、ハワード・シャーマン(バブ)




<あらすじ>


そう遠くない未来。街はゾンビに埋め尽くされ、人類は滅亡を待つのみとなっていた。残された人々は 軍事シェルターに避難し、そこではゾンビの研究が行われていた。しかし、軍人と科学者の対立は とどまることを知らず、一人の軍人が科学者を殺した。その後脱出をはかろうとしたものが失敗し、 基地にはゾンビがなだれ込んだ・・・・。


<感想ポイント>


「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」、「ゾンビ」に続くロメロによる ゾンビ三部作の最終章となる本作。”最終版”はいくつかの残虐シーンがカットされているものらしいです。 しかし、完全版はなかなかビデオ屋さんにはおいていないようですね。

かなりの肝心のシーンがカットされているため、「おっ、これから内蔵ドバドバ、血がピューピューか?」 と思うといきなり次のシーンになったりするので、その点は管理人のような血に飢えた人々にとっては物足りない出来ではあります。 しかし、物語の方はしっかりしていて、極限状態におかれた愚かな人々が次々に死んでいく、どうしようもなく救われないストーリーに グイグイ引き込まれます。ゾンビは本能のままにぼそぼそ呻いて歩いているだけなので、かわいいもんです。ウェディング姿のゾンビ もいましたね。それより怖いのは軍人どもでした。

そして、本作の主役はフランケンシュタイン博士(そのままだ・・・)に飼われている(?)ゾンビ、バブ君。 博士になつき、徐々に元の人間のように感情を持つ過程は何故か感動。博士が殺されると敵討ちまでしちゃいます。 そしてなんと、敬礼!はっきりいってかっこいい。凄いぞバブ!

ラストは夢オチに似ていますが、何かが違います。でもなんだか美しく、しかし、もの悲しいラストシーンです。バブ君はどうなったんでしょうか。



<映画ひとくちメモ>


監督のジョージ・A・ロメロは1940年、ニューヨーク生まれ。高校時代には「北北西に進路をとれ」 の現場でアルバイトをしていたそうです。しかし、この体験がハリウッドに対する不信感を抱かせたそうです。 ヒッチコックは何をしたんでしょうか・・・。その後、「ゾンビ三部作」で”マスター・オブ・ホラー” と呼ばれることになります。しかし、その後はあまり有名な作品は撮っていないようです。一時は 「バイオ・ハザード」の監督に内定し、息子とゲームをやり込んだそうですが、降りてしまいました。 やはり、ハリウッドには会わない人だったのでしょう、ピッツバーグを中心に活動しているようです。


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